ゼリー

低炭水化物ダイエットでは、カロリーよりも炭水化物の摂取過剰を問題とします。ゼリーは低炭水化物ダイエットではどのような扱いとなるのでしょうか?

ゼリーの材料

ゼリーの材料として良く知られているのはゼラチンです。普通ゼリーといえばゼラチンゼリーを指します。また最近はこんにゃくゼリーや寒天もゼリーと言われるようになりました。

ゼラチンゼリー

ゼリーと呼ばれる食品は、一般的にはゼラチンゼリーのことを指すようです。ゼラチンとは、コラーゲンに熱を加え、抽出したもので、蛋白質が主成分です。コラーゲンが熱変性したものだそうです。食品成分表によると、家庭用の乾燥ゼラチンについては、87%が蛋白質であり、炭水化物は0と記されています。コラーゲンが原料なので、本当は体には良いものです。

但し、コラーゲンは蛋白質の一種であり、アミノ酸のレベルまで分解されてから消化吸収されるものです。コラーゲンそのものが体に取り込まれることは無いのです。コラーゲン入りを謳った健康食品等については、この点に注意する必要があります。

こんにゃくゼリー

最近、ダイエット実践者に人気なのが、こんにゃくゼリーです。

こんにゃく(蒟蒻)とは、蒟蒻芋に含まれるコンニャクマンナン(多糖類)を糊化(澱粉を水に溶かし加熱しながら撹拌すると糊状になります)し、アルカリ性液により凝固させたものだそうです。コンニャクマンナンは実は炭水化物に分類されます。が、一度凝固させてしまうと水に溶けないためにカロリーとしては非常に低くなります。こんにゃく製粉においては85%が炭水化物とされていますが、実は、その殆んどが食物繊維です。

固形分の殆んどが食物繊維ということで、ダイエットに役立つと考えられたことから「こんにゃくゼリー」が人気となりました。また、「蒟蒻」=「低カロリー」というイメージが、「蒟蒻」=「ダイエット」という風につながっていったとも考えられます。

寒天

寒天も、最近はダイエット食品として人気があります。

寒天は、テングサ(天草)やオゴノリといった海藻の粘液質を凍結乾燥させたものだそうです。この成分も、蒟蒻と同じく食物繊維の一種とされており、やはり蒟蒻と同じ理由でダイエット食品として使われています。

乾燥状態の角寒天は、74%が炭水化物となっていますが、その殆んどが食物繊維です。

実際にゼリーにしたものは、殆んどが水分

食品成分表とにらめっこをしていると、乾燥状態のゼラチン、蒟蒻、寒天は、そんなに低カロリーではないことに気がつきます。一方、蒟蒻や寒天は、実際に食べることができるような状態になった場合は、カロリーが非常に低くなっています。

ゼリーを手作りしたことがない人にはピンとこないかも知れませんが、実は、ゼリーは殆んどが水分でできています。実際にゼリーを作ったことがある人なら知っていると思いますが、たくさんの水に少しの粉末を入れて調理するだけでゼリーができあがります。食品成分表で確認してみても分かると思います。

こんにゃくゼリーは、そんなに低カロリーではない

ダイエット実践者に人気のこんにゃくゼリーですが、実はそんなに低カロリーではありません。どういうことかというと、甘味料がカロリーおよび糖質を押し上げているのです。蒟蒻単体の場合の数倍以上のカロリーおよび糖質です(製品によって違います)。植物繊維は含まれていますが、甘味料の糖質を食べさせられているということには、みなさん気がついていないのではないでしょうか?

実は低カロリー低炭水化物のゼラチンゼリー

こんにゃくゼリーのカロリーの大部分が甘味料の糖分であることに気がついた人は、もうひとつの事実にも気がつくと思います。実はゼラチンゼリーも低カロリーである筈だということです。ゼラチンゼリーも殆んどが水分です、必然的に低カロリーとなります。上述したように、ゼラチンには炭水化物は含まれていませんので、低炭水化物(低糖質)とも言えます。

ゼラチンゼリーがダイエットにあまり人気がない理由は、ゼラチンが高カロリーというイメージだけではなく、元々ゼラチンゼリーは甘味料のためにそんなに低カロリーではなかったという事実、それと植物繊維が少ないということだと思います。植物繊維は確かに少ないのですが、「ゼラチンゼリー」=「高カロリー」というのは間違った認識のように思えてなりません。ゼラチンゼリーであっても、カロリーの殆んどが甘味料で占められているのであり、甘味料がなければカロリーは相当低いのです。そして、炭水化物はほぼ0です。

代替甘味料で低炭水化物低カロリーの手作りゼリーを

上述の通り、ゼリーのカロリーおよび糖質(糖分)の殆んどが甘味料由来です。

と、いうことは、甘味料をカロリー0のものにすれば、低カロリー低炭水化物(低糖質)のゼリーが作れるのではないでしょうか?

と、いう訳で、代替甘味料を用いたゼリーを手作りすることをお勧めします。

管理人は、ゼラチンのプレーンゼリーやコーヒーゼリーを良く作ります。プレーンと言いましたが、代替甘味料で甘味がついている透明なゼリーです。