低炭水化物ダイエットとアルコール飲料

アルコール

絶対ダメという訳ではありませんが、アルコールの摂取は控えた方が無難です。「アトキンス本」では、

アルコールも導入時は禁止ですが、炭水化物を含まないものは、適量(注意)であれば導入以降の段階で条件付きで選択肢としてあります。

と記述されています。具体的な内容については、「アトキンス本」に譲ります。

アルコール(エチルアルコール)自体は、他のマクロ栄養素と違い、体内で毒物扱いされます。代謝の系統は他のマクロ栄養素とは違うものになります。

ですが、以下の2点には注意が必要です。

  1. アルコール飲料には、アルコールだけでなく、糖分(糖質)やアミノ酸等が含まれる
  2. アルコール摂取で脂肪が合成されやすくなる

アルコール飲料に含まれる糖分糖質やアミノ酸等

以外と認識されていないことですが、アルコール飲料にはアルコール(エチルアルコール)以外の成分も含まれています。

誘導ダイエットの時点では、アルコールは摂取するのは良くないと思います。減量段階以降は、体重の増減に注意を払いながら、アルコールの摂取を試みてもよいかもしれません。ですが、個人的にはお勧めできるものではありません。摂取するアルコール飲料については、以下のことを念頭において下さい。

ダイエットに於いては、そのアルコール以外の成分も問題になります。特に糖分(糖質)は問題です。アルコール飲料の種類によっては、無視できない量になる可能性があります。しかも、含有量が示されていない場合も多いのです。

糖質(主に糖分)が多いと思われるアルコール飲料としては、

が挙げられます。蒸留酒でないアルコール飲料や、蒸留酒に糖分を加えたものがこれに相当します。

逆に、糖分等の成分が少ないと思われるアルコール飲料は、

など、蒸留酒といわれているアルコール飲料です。

蒸留酒は、醸造酒のアルコール分(エチルアルコール)だけを蒸留して取り出した(それを水で希釈した)ものです。糖分(糖質)は殆んど残らないと思われます。エチルアルコールのみを取りだし、その他のアルコール類は除去されるため、肝臓にも優しいといわれています(ただし、濃度が高いため、注意が必要と思います)。

アルコール摂取で脂肪が合成されやすくなる

この件はWikipediaに詳しい解説が記載されています。テレビ番組やその他文献でも取り上げられいます。

そういう訳で、アルコールを摂取すると、思った以上に太りやすい状況になるので、やはりアルコールの摂取は控えた方が無難です。

糖分の多いアルコール飲料

ワイン

アトキンス博士はワインを勧めていますが、私はワインは控えた方が無難だと思います。理由は、ワインは蒸留酒ではないからです。余分な糖分が含まれている可能性があります。

ワインにはいわゆるポリフェノール類が含まれているとされ、健康増進に役立つと考えている方もいらっしゃるかも知れません。しかし、ワインでなければならないという理由はありません。緑茶や焼酎にも似たような効果があります(むしろ効果が強いとまでいわれています)。

ワインが好きで、「どうしても飲みたい」とおっしゃる方については、強く否定するつもりはありません。が、「ワインは健康に良い」と言って「がぶ飲み」するのはいただけません。

ビール

ビールやそれに類するアルコール飲料についても同様ですが、これらは非常に糖分が多いのです。飲み会の乾杯の際に、「生中」という人は多いと思いますが、これはお勧めできません。

もし、これら糖分の多いアルコール飲料を摂取するのであれば、その糖分も炭水化物摂取量の計算に入れる必要があると思います。勿論、「糖質カット」の方が良いのですが、私はたとえ「糖質カット」であってもビール類は避けた方が良いと思います。どうしても呑みたい方は、炭水化物(糖質)量の計算に入れるようにしてください。

余分な成分の少ない飲料を

私見ですが、「誘導ダイエット」時は禁酒し、減量段階以降は、糖分(糖質)の少ないアルコール飲料を適量摂取するのが良いと思います。糖分(糖質)の少ないアルコール飲料とは、蒸留酒です。すなわち、上述しましたが、焼酎やウイスキー等です。

焼酎は糖分(糖質)もほとんど無く、ダイエット中のアルコール飲料に適していると考えます。

焼酎には「甲類」と「乙類」(本格焼酎)があります。極稀に、砂糖を加えて味を作っているものもありますので、パッケージ(ラベル)の原材料に注意して下さい。

という訳で、個人的には焼酎がお勧めです。たくさん飲んだからといって健康になるようなものではありませんので、程々にしておいた方が無難です。

焼酎、ウイスキーを勧める理由

私が焼酎やウイスキーをお勧めするのは、

という理由からです。

また、焼酎の場合、ウーロンハイなども考えられます。上述の通り、一般的なチューハイは糖分(糖質)が多いので、避けて下さい。缶チューハイも同様です。

焼酎には色々な銘柄がありますが、比較的低価格で入手しやすいものがあります。高価な高級品である必要はないと思います。勿論、そのあたりはお好みではありますが。

水分の補給を欠かさずに

アルコールには利尿作用がある(厳密には、利尿を抑える酵素の働きを悪くするらしい)ので、脱水症状を起こすことがあります。十分な水分を補給して下さい。水太りというのは無いので、安心してください。

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著者はラジオパーソナリティで、焼酎好きが昂じ、「焼酎アドバイザー」なる資格まで取ったそうです。

焼酎を楽しく呑む方法について書かれています。押し付けがましいことは一切無い非常にユルイ文体であり、リラックスして読むことができます。基本から丁寧に教えてくれますので、焼酎を飲んだことの無い方向けかも知れません。勿論焼酎好きの方にもお勧めです。焼酎の楽しみ方は無数にあります。楽しみ方も人それぞれ。楽楽焼酎を読めば、きっと新たな発見があるに違いありません。

「焼酎は初めて」と言う方にとっては良い入門書になるでしょう。