ダイエットに於いて、最適な炭水化物摂取量はどの程度なのでしょうか? その前に従来はどの程度の炭水化物摂取量が推奨されていたのでしょうか?

スポンサード リンク

従来の炭水化物摂取量

ダイエットに於いて、最適な炭水化物摂取量はどの程度なのでしょうか? その前に従来はどの程度の炭水化物摂取量が推奨されていた(いる)のでしょうか?

現在推奨されている炭水化物摂取量は、全摂取エネルギー(「三大=マクロ」栄養素)の50%以上です。しかしながら、低炭水化物ダイエットに於いては、この炭水化物摂取量は過剰だとしています。では、一体どの位の炭水化物摂取量が適量なのでしょうか?

先ずは、一般に言われている炭水化物摂取基準量について、おさらいしてみます。

第六次改定日本人の栄養所要量-食事摂取基準-

第六次改定日本人の栄養所要量-食事摂取基準-は、2004年度まで使用されていた栄養所要量のガイドラインです。五訂食品成分表〈2004〉に抜粋が記載されています。

ここから読み取れるのは、「炭水化物摂取量が少なくとも55%以上であると肥満が減少するという研究結果がある」とし、蛋白質や脂質との兼ね合いからすると75%以下、炭水化物摂取量は50%以上が望ましいということです。

日本人の食事摂取基準(2005年度版)

同じく、最近の日本人の食事摂取基準(2005年度版)の炭水化物の記述を読み取ってみます(五訂増補食品成分表〈2007〉に抜粋が記載されています)。

日本人の食事摂取基準(2005年度版)によれは、炭水化物の摂取量は、

「運動強度から必要とされる総エネルギー」-(「成人におけるたんぱく質エネルギー比率10~25%」+「成人における脂質エネルギー比率15~30%」

により、50~70%が適切であるとしています。

さらに、脳細胞に必要なブドウ糖の量を勘案すると、この基準は脳が必要とするブドウ糖を充足すると言っています。(安全性の節でも紹介しますが、脳細胞のエネルギー源はブドウ糖だけではないという研究があります。)

一般に信じられてきた炭水化物摂取量ですが、食事摂取基準の改定により、その根拠自体も改定されている現実があります。このように、栄養学や医学自体がまだまだ未熟であり、今後の研究如何によっては、これまでの常識は非常識となることも考えられます。

私見ですが、炭水化物摂取量の基準自体が、今後引き下げられる可能性もあるのではないかと考えています。ですが、これには、諸事情により時間がかかると予想されます。

バリー・シアーズ博士は「ゾーン・ダイエット」の「ゾーン・ダイエットを正しく理解していただくために」の節で、 私は人生において理性では処理できないものが二つあることを悟りました、「宗教」と「栄養学」です。 といっています。摂取基準なるものは、現在の権威の見解であり、将来研究が進んだり別の専門家が権威となった場合に改変される可能性は十分あります。宗教のように...(言い過ぎかも知れませんが)

それでは、適切な炭水化物摂取量は如何程なのか、例を挙げながら考察

してみます。

スポンサード リンク